サムネの画像を前回とは違うものにしようと思ったけど、結局いい画像が思い付かずにそのまま使った人、たかマヨです。
さて、今回もPスタン初心者の方へ向けた記事を書いていきます!今回は『どういった要素が評価されているのか』について書いていきます!
また、具体的にどういった事なのかより分かり易くするために、教科書代わりのデッキレシピも用意したので、簡単に照らし合わせながら説明していきます!ちなみに今回紹介するレシピですが、次回も使っていきます。
それでは早速本文へ!
第1部→https://takamayo.hatenablog.com/entry/2023/01/21/103747
【目次】
解説に使うデッキレシピ
今回解説に使うデッキなのですが、後に解説する項目を分かり易くしつつ、なおかつしっかりと強いデッキを選んできました!少しレシピは違いますが、僕も愛用しているデッキです!
そのデッキがこちら!
デッキ名 「教科書ダクイレ」 |DECK LOG(デッキログ) https://decklog.bushiroad.com/view/2YPFG
ダークイレギュラーズです!
前回の記事で書いた通り、G3ライドターンで勝負を決めるタイプのデッキですが、ただのワンショットデッキと言うには勿体ないほど奥が深く、Pスタンを学ぶにも勝ちを狙うにもとてもいいデッキです!
細かいことは後で解説していくので、まずはどんなデッキなのかを紹介していきます!
デッキコンセプト
基本的には上記のカードを使い、連続攻撃を仕掛けて勝ちを狙いに行くデッキです。エニグマティック・アサシンの効果がやや分かりにくいかもしれないので簡単に説明すると、『バトルフェイズ中、アタック出来る状態のユニットがいる時にソウルからコールすることが出来る』という効果です。
簡単な動きの説明
ノーライフキング デスアンカーにライドし、盤面を全て埋めます。
R→Vの順にアタック後、ノーライフキング デスアンカーのスキルを使用、ソウルから再びノーライフキング デスアンカーへライド。
ソウルからエニグマティック・アサシンをコール
エニグマティック・アサシンでアタック後、愛着のサキュバスのアタック時効果を使い、エニグマティック・アサシンをソウルに入れカウンターチャージ。
再びソウルからエニグマティック・アサシンをコールし、ノーライフキング デスアンカーのスキルを発動可能の状態に。
2回目のノーライフキング デスアンカーの後は重力の支配者 バロウマグネスにライド。
重力の支配者 バロウマグネスのアタック時効果を使用。ここのコールは状況に応じて変えれますが、今回はエッジ・イン・ザ・ダークネスのカウンターチャージとホープ・オン・ダンプのガード制限を使用するためにこの2体をコール。
Vのバトル終了時、相手がG3以上なら、更にGゾーンから終極の深冥王 ヴォルファルクスへ超越!ヴァンガードが計4回アタックの必殺のコンボです!
上記の動きはダメージが2点あれば出来る動きで、3点以上の場合はその分カウンターチャージを行わなくて良くなるのでより動き易くなります。また、1点しかない場合でも、1回目のノーライフキング デスアンカーの後に直接重力の支配者 バロウマグネスに乗ってもかなり強いです!
どういった要素が評価されているか
さて、いよいよ本題へと入っていきましょう!
この項目では、『どういった要素が評価されているのか』、言い換えればどういう要素があるデッキが現在強いとされているのかを簡単に説明しつつ、具体的にはどういう事なのか、教科書ダクイレに当てはめていこうと思います!
今回この話をするのに、みくに(@SSSS_mii_0622)さんの環境についての記事の内容を使わせていただきました!(許可はいただきました)
みくにさんの記事はコチラから!→https://vg392.hatenablog.com/entry/2023/01/18/145341
解説していくのはこの部分。早速いってみましょー!
1.先攻でG3ライドしたターンの強さ
Pスタンの基本戦術として超越がある為、先攻で素直にG3にライドするということは、言い換えれば相手に先に強力なGユニットを使う権利を渡すことになります。
しかし、先3で強い動きが出来る場合、相手に初回超越をさせる前にゲームに勝つ、もしくは相手の初回超越で本来の動きが出来なくなるほどの致命傷を与えることが出来る為、かなりゲームに有利になることが出来ます。
ダクイレはまさにここが売りのデッキと言えますね!先3の場合は終極の深冥王 ヴォルファルクスまでは使えませんが、重力の支配者 バロウマグネスまでの動きでも十分過ぎるほど強く、そのままゲームエンドなんてこともよくあります!
2.初回超越の強さ
現在のPスタンにおいてかなり重要な要素です。理想はこのタイミングでの勝利、少なくとも大量のリソース稼ぎが大切になってきます。
というのも、現在のPスタンは基本3超越目まで繋がるゲームが少なく、初回超越でゲームの流れが決まる場合が多いからです。
ダクイレはここは結構弱い所になります。素直に超越した際に初回超越から使える強力なGユニットがいないからですね。ただ、デッキコンセプト的に『素直に超越をして勝つ』というデッキでは無いため、あまり気にならない部分でもあります。
3.2超越目以降の強さ
ほとんどの場合、勝負を仕掛けるタイミングです。『お互いに治や超トリガーでゲームが伸びた』『自分もしくは相手がキルターンまで耐えるタイプで、ロングゲームになった』などの場合は3超越目まで繋がる場合があります。
2超越目からは『決めれるか耐えられるか』の勝負になってくることが多い為、強力なガード制限や強力な連続攻撃などの要素が重要となります。
4.G3へスペリオルライドするギミックの有無
これはそもそも出来るデッキと出来ないデッキが分かれる部分ですね。(一応全クランでスペリオルライドは出来ますが、あまり実用的では無いため今回は省きます。気になる方はクラウドエレメンタル モワークで調べてみてください)
前回紹介したスペライギミック搭載タイプが対象となる部分であり、先攻を取った時の爆発力はこのデッキタイプならではの強みです。
5.退化(G3→G2へのスペリオルライド)ギミックの有無
これも出来るデッキと出来ないデッキが分かれる部分になります。
このギミックの強みは、ギフトの獲得などをしつつ相手に初回超越を譲らないという動きが出来るという所にあります。
ダクイレの場合、ノーライフキング デスアンカーから金翼の呪姫 ローディアへ退化することにより、最低でもパワー22000の状態でターンを返すことが出来ます!
ただこの退化ギミック、使いこなすには難しいという側面もある為、もう少し深掘りしていきます。ダクイレに関わらず、退化ギミックがあるデッキには共通している部分が多いです。
・そもそも使う必要がある状況か
特にダクイレの場合、簡単な動きの説明でも触れた通り、CB1でもかなり強い動きが出来る為、そもそも退化せずに強力なG3へ繋いだ方が強いという場合が多々あり、相手の盤面や自分の盤面に応じて使い分ける必要があります。
また、対面がこちらのグレードに関係なく動けるデッキの場合、リスクの方が目立つようになる場合もあります。
・次ターンのライド先の確保
一度G2へ戻るため、次のターンには再びG3にライドする必要があります。雑に使うとGアシストしなきゃいけなくなるよ、という事です。
・ヒールガーディアンが使えなくなる
僕的にはここが1番のリスクかなーと思います。金翼の呪姫 ローディアは特殊な例ですが、基本G2に戻ると言うことはVのパワーを下げることになるため、守りが薄くなります。しかし、一度G3へライドしているためヒールガーディアンのガード時能力は使えなくなり、より守りが薄くなります。
こういったリスクもありますが、上手く使いこなせるようになればかなり強力な戦術となります。ここはとにかく経験あるのみ!ですね!
6.Gユニットの強さ
7.Gガーディアンの強さ
めちゃくちゃ大事な要素です!!
そもそもPスタンというのがGゾーンを使用するレギュレーションである為、この2つはかなり大切です。
強いGユニットがいるか=強いデッキかどうかと言ってしまっても過言ではないですし、強いGガーディアンがいるか=守りは堅いかと言っても過言ではありません。
ただこの『強さ』の基準も様々で、もちろん『単体で強い』ユニットもいれば、『デッキとのシナジーで強くなる』ユニットもいます。
とはいえ、ここだけで全てが決まる訳ではないのがPスタンの面白い所ですね!ダクイレは相手がこの強みを発揮する前に自分の強みを発揮出来ますし、相手を知っていれば強いユニットの最大値を出させないようにすることも出来ます。
8.リアガードの強さ
ここも6.Gユニットの強さと同じく、『単体で強い』ユニットや『デッキとのシナジーで強くなる』ユニットがいます。
また、リアガードの場合はこの2つに加え、強力なヴァンガードの能力を使うための『準備のしやすさ』もかなり重要になってきます。
こんな感じですね!もちろん人によって考え方に違いがあったり、他に重要視してる要素があったりすると思いますが、基本でありながら重要な要素を分かりやすくまとめられていると思い、記事の内容を一部お借りして解説させていただきました!
自分のデッキはどの要素が優れていてどの要素が足りないのかを知ることで、長所と短所を分析しやすくなり、戦術を練りやすくなります。また、デッキを組む上でも役に立つ部分なので、ぜひ覚えていってください!
次回の記事について
今回は『教科書代わりのデッキ紹介』『どういった要素が評価されているのか』と、主にデッキに関わる内容でした。
次回の記事では、『基本的な戦術の考え方』、つまりゲーム中に考えることについて書いていこうと思います!今回の教科書ダクイレを具体例として、詳しく、かつ分かりやすく書いていけるように頑張ります!
さて、今回の記事はここまで。次回も読みに来ていただけると大変嬉しいです!ぜひよろしくお願いします!
それではまた!
第3部→https://takamayo.hatenablog.com/entry/2023/02/11/001721
おまけ
前回の記事なんですが、非常に多くの方に読んでいただけて本当に嬉しいです!ありがとうございます!!
『たかマヨのPスタン講座』シリーズ、全ての記事に役に立つ内容を全力でぶっ込んでいきますので、楽しんで貰えると嬉しいです!
終わり